2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本日も、ご優待に与る?(その4)

このままでは、濡れ鼠…と、手近な理学部の軒先(玄関ドアまでスペースが広い)に避難して、雨宿りさせて貰う。 守衛さんに注意されるかとも思ったが、IDカードがなければドアは通過できないはず…走り込んで傘を畳み、端によって雨宿りを強調。 クルリと振り返…

本日も、ご優待に与る?(その3)

イチョウ並木に向かう途中に、まるるんの好きな狛犬の神社の前を通る。鳥居の外から一礼でご挨拶… あぁ、今日は辰の日、あの子供のような声は龍さんか?と、突然思い至る。 もしかしたら、只今絶讚修行中(!)の新人さんで、或いは親龍の監督下で実習の日々な…

本日も、ご優待に与る?(その2)

今朝は一旦起きたが、寒さで震え上がり、ポットの湯が沸くまで等と寝床に戻ってすっかり眠り込んでしまった。 周章てて身支度をし、確か午後からは天気は回復の予報…昼飯代わりのパンを頬張る。防寒だけは万全に、軽量の折畳傘を掴んで出かけた。 青空がかな…

本日も、ご優待に与る?(その1)

昨晩も帰り道に東南を見上げると、流れている雲の向こうに僅かに明るい月が現れて、程なく隠れた。 先日はこの街の上空が晴れ渡り、ぎりぎりの満月を見せてもらえた。昨晩は遠い(仰角の低い)空は晴れていたが、月が昇る上空は天幕のように雲が広がる… 低温の…

ぎりぎりセーフの…(その2)

ぎりぎりまで地下を通って外へ出ると、傘をさしている人がいない。空を見上げると、少し東に振った高い空に、白く満月が輝いていた。 20日23:57 に満月だったので、まだ一日はたっていない。これは…別嬪さんだと褒めたので、優遇されたか? スクランブル交差…

ぎりぎりセーフの…(その1)

先日、十三夜の別嬪さんの月を讃え過ぎたのか、次の日から連日雨降りの夜が続いた。20日から21日に日付が変わる時刻の満月には、とうとう会えずじまいに… 連日昼夜問わず、天候も猫の目のようにかわった。雲の切れ間から強く陽が射したかとおもえば、ほんの5…

昨晩は十三夜だった…(その2)

それきり、移動中は南方向の空は全面グレーのまま… ドラッグストアのラウンジで資料を眺めながら足を休めて、菓子パンを噛じり待機、念のための連絡を待つ。 何も支障がなかったとのことで、食料品を買って、帰ろうと外に出ると… 南の空高く別嬪さんの十三夜…

昨晩は十三夜だった…(その1)

日没が早くなり、満月近くなった月の出もはっきり見える。 昨晩は公共施設のエントランスにたどり着いた時、あぁあのビルの上に月が昇ってくる時刻だなぁ…と東側のガラス張りのベンチが並ぶ場所に移動した。 南東の空は暗いながらもグレーに見えて、昇って来…

小三治師匠の訃報

爺ぃが高座を生で楽しませて貰えた、数少ない噺家だ。 生真面目…他人に強要はしなかったと推測できるが、曲がったことはとても堪えられない性分だったのではないか。 その一方で、臨機応変で物事を納めるための手の内は、師匠の頭の中の薬箪笥の沢山の引出し…

昨日も秋晴れ…(その2)

白い餅と胡桃餅はこし餡、薄紅の餅は味噌餡、粒胡麻餅は胡麻餡、そして草餅はつぶし餡… 財布の残りがやや心許なかったが、税込だったので1つずつ買って、ももたろうと試食会を催すことにする。 製パン会社の餅と違い、餅屋の餅はすぐに堅くなってしまう。だ…

昨日も秋晴れ…(その1)

昼頃のこの街は、上空が見事に晴れ渡り、秋風が清涼に吹いた。まだ、緑を保っている構内も、斜めに降り注ぐ日射しがシャンパンゴールドに空間を充たす。 夏の酷い乾燥の頃に出てきたシュウメイギクの蕾は、どこの株も開くと無惨に花弁がひしゃげたものが多く…

すぎやまこういち氏の訃報

爺ぃにとっては、小学生の頃のGSのヒット曲を手掛けた人…という印象が強い。ひらがな表記での名前も、珍しかった気がする。 同年代の人も夢中になったドラクエは、全くゲームに食指が動かなかった爺ぃには、記憶にないが… 流行りにのったのではなくて、流…

これも、偶然か…?(その4)

ほとんど家を留守にしたまま、異郷で亡くなった中村氏の笑顔を眺めていたら、ふと 燃えよ剣 だったか 新選組血風録 に長州の来島又兵衛(?)について書かれていた行を思い出した。 この人物の討死について触れているだけで、登場人物との接点はないのだが… 兎…

これも、偶然か…?(その3)

用件が済み、何故かまだ何かに曳かれている気がして、先ほどの書店に戻る。 文庫の棚を通り抜けようとして、岩波現代文庫(多分…)で中村哲氏の写真がカバーの本が、表紙を見せて立て積みしてあった。澤地女史との対談集だ。 パラパラと捲ると、読んだ記憶のあ…

これも、偶然か…?(その2)

広々とした菜の畑が広がり、遠くに嘗ては大社であったという 隼社 の祠が見え、一方では凄まじい数の鳥居が並ぶ出世稲荷も挑(のぞ)める。 手前の小川で壬生菜を洗い、これを売っているという姿の、絵草子のような画…はて、この小川は…?堀川なのだろうか… 浪…

これも、偶然か…?(その1)

今日の午後にJRのターミナル駅に出向いたが、少し長い隙間時間ができた。それでは…と近くの大きな書店に潜込。カレンダーや手帳の類が整然と陳んで、年末へとカウントダウン状態である。 ここは洋書も扱っていて、カレンダーのコーナーをのぞくと、小サイズ…

秋晴れの日曜日…(その2)

一方で今年夏季の草刈の後で雨が降らなかったため、芝は勿論、かなりの雑草さえもが枯れ果てた時期もあった。風か吹くと砂塵が舞い、爺ぃは一瞬、西部劇のシーンを思い出した程だった。 だがハコベやツメクサ、カタバミなどの所謂雑草の類は、タイミングがズ…

秋晴れの日曜日…(その1)

朔日は夜に、2日は昼前と夜に雨が降った。傘をさしても結構濡れる程だったが、3日は昼前から気持ちよく晴れた。 オシドリ池の大学の 入構をお控え願います も解除されたか…と期待して、心地よい風に吹かれながら出かける。通用口の看板が、マスク着用など…

浅草…か。

浅草寺に少し関わる記事を送信してから、フィーチャーフォンのデフォルトのWebNEWSをのぞいてみると、浅草のNEWSが2つ並んでいた。偶然…か? 龍の鱗の御守りは、今もあるのだろうか…まるるんはもっと重い青銅製(?)の蓮の花びらを象ったものも、頂いて(領布…

昨日10月1日は…

爺ぃは、小中高と都内の公立校に通ったので、都民の日は学校が休みだった。 都民の日は、上野の動物園が無料解放されたので、小学生の低学年の頃は恩恵に与ったものだ。もっとも、動物園を隈無く見て回るのは結構体力がいる。 そう言えば、酷く寒い年があっ…

また、文庫本に呼ばれる…(その2)

そのまま奥に進むと、平積の一冊の著者名が目に止まる。作品を読んだことはないのだが、どこかで見た名前だ… 八木荘司…名前は島田荘司とも重なるが…もっと違う組み合わせの気がする。 ふと 燃えよ剣 の積んである上に目が滑ると、突然 なぁんだ と思い出し、…

また、文庫本に呼ばれる…(その1)

29日の朝、起き抜けにぼんやりした頭で、月末なので新潮文庫の新刊が並んだかもしれんな… 不意に、先日岩波やちくまの文庫に呼ばれた書店の、新潮文庫の新刊と話題書の平積コーナーがありありと頭の中に浮かぶ。 たまたま夕刻に通りかかり、レジカウンターに…

ヤマガラが降ってきた?…(その3)

コガラやハシブトガラなど、カラの仲間での混合の大きな群には、たまに出会うことはある。大体あまり大きさに差はないし、身体の色もよく似かよっているので実際に混合なのかは、正直なところ爺ぃの視力では判りにくい。 まぁ逆に、ちょっと大きな群だと混合…

ヤマガラが降ってきた?…(その2)

爺ぃが手を出しそうもないと判断したらしく、枝からストンと地面に飛び降りてきた。転がっている巨大な松笠の1つによじ登って、念のため(?)2回ばかり啄いてみせてから、また此方を眺めている。 体積で軽く身体の4倍を越えていて、歯が立つ代物ではない。…

ヤマガラが降ってきた?…(その1)

28日の昼、チョウセンゴヨウ(朝鮮五葉)の巨大な松笠が、遊歩道にゴロゴロと墜ちていた。昨年に地味な花を咲かせ、昨冬を高い枝で冷たい風に吹かれ、雪に叩かれ育った実… 東アジアの松の実は、この松笠に閉じ込められた堅い殻に守られる油分の高い実で、中華…