ぎりぎりセーフの…(その2)

 

ぎりぎりまで地下を通って外へ出ると、傘をさしている人がいない。空を見上げると、少し東に振った高い空に、白く満月が輝いていた。

20日23:57 に満月だったので、まだ一日はたっていない。これは…別嬪さんだと褒めたので、優遇されたか?

 

スクランブル交差点と気がつかないのか、或いは単なる(!)信号無視か…歩行者と自転車が、どちらもスマフォに釘付けで赤信号の横断歩道を渡ってきて、案の定…軽くだが接触した。

互いに二言三言罵りあって、顔を上げて初めて赤信号で渡っていることに気づいたらしい。そそくさと渡りきって、違う方向に立ち去った。

お前、どこ見て渡ってるんだ!が彼らの言い分だったが、それが自分に限っては例外、特別というわけか…呆れてものも言えないとは、それを見ていた信号待ちの人の全ての思いだろう。

それを、満月も黙って見ていたのだ…

 

時々薄い雲が通りすぎて、虹色の暈を満月に纏わせる。厚い雲も流れているが、明るい満月を避けているかのよう…

それを振り返りながら、昨晩も明るい月光浴をして帰りついた。

 

ショパン・コンクールの朗報…

久々の上位入賞者だ。よくぞ頑張ってくれた。ありがとう!