2022-01-01から1年間の記事一覧

十五日、拝殿で婚礼の最中に虹がかかったのに遭遇。

月次祭の十五日は、午後から前線の通過で、雷神が時折盛大にパーカッションを轟かせ、折畳傘では心許ない雨に濡れた。 朔に栗鼠に会った神社に行きたい気持ちが半分、雨に濡れるのが憂鬱なのが半分。閉門間際に辿り着きそうなのも、気持ちを挫けさせていた。…

朔日、神社で栗鼠に会った…(続き)

時々小鳥の囀りが流れるなかで、暫くベンチでうとうとした。 横になっているわけではないのだが、ごく薄いフワフワの真綿(絹)をうっすら羽織っているような、無上の心地良さだった。思わず、ここもパワースポットか?と呟いてしまう。 ふっと吾に返る。ご婦…

朔日、神社で栗鼠に会った…

今月の朔、先月不思議なハロを見た神社へ参拝… 此方では11月は天候的に厳しくなるので、今月中に七五三を済ませることが多い。 今年は土曜と朔日が重なって、子供の声がかなり賑やかだった。 七五三でなくても、朔は拝殿前は混雑するので、賽銭と拝礼だけ済…

神社でジモティなキツネに遭遇

先日の夕方(陽はかなり傾いていた)、夏のクラシックフェスの会場のホールがある公園の南端にある神社に、何やら呼ばれるように足が向いた。 幹線道路に面した、安芸の宮島の鳥居に似ている赤い鳥居を潜るのだが、公園の中を通っていくと、神様が鎮まって居ら…

15日も、不思議で素晴らし…かったかもしれない(その4)

鳥居まで戻って、神門に向かう。参道は左右とも高い樹が立ち並び、あのまま直進していたらあの方向の空は、全く見えない。 手水舎の辺りからも、階段を上がって神門の位置からも、御垣内からも、拝殿前の階段を上がっても、樹の高さのほうが勝っていて、あの…

15日も、不思議で素晴らし…かったかもしれない(その3)

奥のベンチで寛いでいた女性が立ち上がって、スポットから離れようてしていた。 その時初めて、彼女の座った位置からはあの円弧が、角度からして見えていないと気付いた。このスポットの雰囲気を楽しんでいた彼女には、是非見ていって欲しいと、失礼を承知で…

15日も、不思議で素晴らし…かったかもしれない(その2)

青空を背景にクッキリと白い円弧がある。 少しは厚みがあるので或は偶然の雲かとも考えたが、明らかに太陽の光による狂いのない円弧…光学的な姿に思える。 梅園は収穫して梅酒にするためもあり、樹はさほど高くないよう管理されている。だが桜も含めて境内の…

15日も、不思議で素晴らし…かったかもしれない(その1)

昼を挟んでの予定が移動してしまった。月次祭の日でもあるし、久しぶりに本宮にと参拝に… ちょうど昼時で、空腹感を通りこした低血糖感が、正面の鳥居の階段を昇っている時に急にやって来た。 気温も上がって、喉がカラカラになっている。参拝を終えてからと…

先日は戊辰の日だった。

ふと気がつくと、一昨日は辰の日、十干十二支の戊辰にあたっていた。 そういえば、明治元年…官軍と称する薩長軍と、旧幕府軍の間で、一年半近く様々な土地で戦いが繰り広げられた、あの戊辰戦争が正月早々始まった年の干支だ。 一昨日は穏やかな気持ちで参拝…

今日は、例祭だった。

今日はこの街の旧運河沿いに、信州のあの大きな湖の近くからおいで頂き、鎮まって頂いた神社の祭礼。 今年は鎮座から十年単位の周年にあたり、藍色だろうか、周年を明記した新調の祭礼の幟が、両岸に幹線道路を従えた川の風に、翩翻と美しく翻る。 天気は崩…

満月に重なった少女の姿。

十五夜の月が、スルスルと低いバスターミナルビルの上に、昇ってきた。 ビルの屋上の看板の強い灯りにも、負けない明るさで輝いている。 まだ位置が低いが、どんどん黄色さを捨てて昇っている。帰宅する頃には、晧々と輝く光で月光浴しながら歩けそうだ。 エ…

カラスの羽根が降ってきた話…(その3)

その時点では、でもカラスの羽根は…良くないのか?などと思いつつ、手帳の紙を切り離して、袋に折り畳み挟む。 ふと、屋上のドアの真上の高い所に目をやると…あ、尾羽と尻の辺りを此方に向けて…カラスが丁寧に身繕いをしていた。 つまり、フレッシュな抜け羽毛と…

カラスの羽根が降ってきた話…(その2)

午の日なので、お稲荷さまからご挨拶… こちらは小さな賽銭箱の奥、お供えを置くスペースの両脇には白いお狐さん。この空間サイズには、ハシブトカラスの体格では翼を広げて入れない。なので、いつものペースでご挨拶後、テキパキ撤饌。もちろん、頂きますと申し上げる。 大黒…

カラスの羽根が降ってきた話…(その1)

先日の午の日、某デパートの屋上に慎ましやかに鎮座する神社に参拝した。 祀られているのは、ウカノミタマ=お稲荷さまと大黒天。ひとけのない屋上の一隅で、それぞれのお社に並んで鎮まる。 降雪期間は屋上が閉鎖されるので、正月のごく短い期間だけ神さまが下のフロア…

明日が22の日だったな。

元総理の安倍さんが銃撃され、亡くなったた。 参議院選挙で絶叫と共に走る宣伝カー、騒々しい日々が続く。だが、今月に入って何かがおかしい気配があった。桁外れの暑さのせいか? 以前なら異様な天候と言える状態が、年中常態化している。 勿論、永らくウク…