これも、偶然か…?(その1)

 

今日の午後にJRのターミナル駅に出向いたが、少し長い隙間時間ができた。それでは…と近くの大きな書店に潜込。カレンダーや手帳の類が整然と陳んで、年末へとカウントダウン状態である。

ここは洋書も扱っていて、カレンダーのコーナーをのぞくと、小サイズで3割位、大サイズで6割位は既に陳んでいそうだった。密封されてはいるが、裏側のサムネイルで一覧がわかり、暫し楽しませて貰う…

 

オライリィのコーナーをのぞいて、新しいラインナップ(?)を確認し、ビジネス関連の新書をのぞいても、まだ時間があった。

日本史の江戸期、幕末維新のコーナーに足を踏み入れると、江戸時代のトラベル書 名所図会 のムックが立てかけた状態で積まれ、何やら手招き…

何人も立読みしたのか、心持ちしなっている手前の一冊をとると、指のかけ方が甘かったらしく、バラリと開いて落ちそうになる。周章て床に落とさないよう反対の手を添えた。

 

肩からずり落ちたトートをかけ直し、広い通路側に移動し書棚の側面に背を凭れ、開いたページを眺めると 壬生隼社 とある。

壬生…?最初は釣天井の壬生城かと思ったが、解説に壬生菜とあり、あぁ京都の壬生かと気づく。