素早い模様替えと…今度の週末は初午

 

昼にスーパーをのぞくと、イベント商品のコーナーは節分の豆類のスペースが半分に縮小、残り半分は雛あられや甘酒に代わっていた。

いっぺんに華やかな雰囲気になり、豆打ちしなくても鬼さんがこそこそと退散しそう…いやいや…でへ〜と鼻の下をのばしてる鬼さんもいるかな?

 

そういえば、週末AEONをのぞいたら、靴売場の半分は既に春色にかわっていた。これからが大活躍の地味色の雪靴は、拗ねているような、きまり悪そうな…

 

稲荷寿司用に調理済みの油揚げのパックが並んでいて、立春後の最初の午の日を初午といい、この日にお供えした油揚げをおさがりとして頂き、今の稲荷寿司のように食べるようになった、とポップがあった。

 

子供の頃はお稲荷さんといったら、コンコンさまのことではなくて、稲荷寿司のことだった。

油揚げの調理の仕方を母親から仕込まれたが、油抜きが足りなかったり、半分に切って袋状にするときしくじって穴を開けて睨まれた。

たまに、母親買ってきた全部がよく膨らんでいなくて、全然袋状に出来なくて延々怒られた記憶も。未だに腹立たしい。

稲荷寿司の袋の調理を知らない人ばかりになる日も、そう遠くなさそうだ。