油揚げ で思い出した…

 

間違った記憶かもしれないが…

確か、小金井の三光院先代の祖栄尼のムック本(?)だったと思う。竹之御所流精進料理 の大型グラビア本。

油揚げを適当な大きさに切って、ゆっくり丁寧に空炒りして水分をとばしてパリパリにする。これにパラリと塩を振って、おくこん(お酒)のつまみとして添える。或いは七味か何かを振ったかも知れない。

インスタントのフリーズドライの油揚げを想像すると、少し近いが、炒ってあるのだから芳ばしさが違うだろう。

多分、このつまみのために油揚げを買う事はなくて、半分余ったら作っていたかもしれない。確か三光院の近くに、よいお豆腐屋さんがあったはずで、大きなお揚げだったかもしれない。

 

そう言えば、境内のお稲荷さんにお供えする、小豆飯を詰めた小ぶりな稲荷飯(?)のページを開いては(^q^)…あかのおばん(赤=小豆の御飯)と言うのも、如何にも御所風だ。

 

このシリーズで同じく祖栄尼の、豆腐料理をメインにしたものもあったはずで、そちらだったかもしれないが。

 

油揚げを軽く油抜きして、糸ほどに細く切った昆布と塩だけで静かに炊いたのを、別の著者の本で見た時は…もう立ち読みしながら(^q^)が…