更に、高野豆腐のこと(その2)

 

そうか、メーカーのホームページをのぞいてみよう、と思い立って本を戻した。

旭松というメーカーの、高野豆腐の疑問のページにたどり着く。アンモニアから重曹に代えたのは1972年、このメーカーが最初とのこと。爺ぃが高校生の頃になるのか?

小さい時に、弁当のおかずに高野豆腐を一切れ入れられて、妙な匂いが嫌だった。あの頃はまだ、アンモニアを使った製品だったはずだ。入れないで、と言いはなって、手間をかけて含め煮を作った母が不機嫌になった。

 

レシピ本のダイエットに関わる、レジスタントプロテイン(?)の項目も読む。食物繊維的な役割を果たすそうな…これが熱湯に溶け出して、煮崩れるのか?

調味した汁で煮含めるか、温湯で戻すことで、たんぱく質を逃さないで済む訳か。

食器の中で、熱湯で戻したその汁まで全部一緒にして、食べるという まるるん方式 は確かに理にかないつつも…やっぱり男性的豪快な食べ方に思えてくるなぁ。

ただ、こういう食べ方から、高野豆腐は大豆を原料とした、麩のようなもの…と思った。麩は小麦グルテンで出来ているのだから。

そうしてみると、何やら汁物に使っているのも、強ち間違いでもなさそうだな。