リバイバル…か?

 

忘れられないうたが、もう一度はや…(中島みゆき)… ったわけではない。

 

記憶にございません を連発していると。まさに、リバイバルである…

 

爺ぃがまだ少年だった頃に発覚して、あの 田中角栄 元総理を失墜(後に逮捕)させた、ロッキード事件

その証言者が、しらを切り徹した科白が 記憶にございません だった。多分彼が、世に普及させた功労者(?)だと思う。

 

ただ、あの時の証人は若い人物ではなく、あの頃の言い方で 惚けちゃってるんじゃない?あの親爺…あはは… が少年逹の見解だった。

今にして思えば…その時点の自己の保身というより、昨今流行り(?)の忖たくとも受け取れる。いや、それよりもここで真実を述べたら、その先に待つ社会的な失墜のほうが怖かったか…

 

尤も、クラスで妙に偏った範囲で勘の鋭い女子が、机の教科書の上に頬杖をつき溜め息混じりに、あきれ果てた顔で冷たい視線を我々に投げ、こう言った。

あんたたちの眼は、節穴?…正気も正気、のらりくらりとしらばっくれるつもりよ。ここで吐いたって、何の得にもならないじゃん!役者だねェ、あの親爺ったらさ…

そ、そうかなぁ…と少年逹はひきつり笑いをした。