はて、老婆餅…?

 

昨夜ふと思いついて、月餅について調べてみたんだ。そしたら芋づる式に、あの原材料の冬瓜について解ったんだけどね。

この前うめ爺ぃと食べた月餅みたいな、型押の皮(?)じゃなくて、冬瓜のゴマ餡を単純な皮にくるんだものを 老婆餅 っていうんだってさ。この老婆は高齢者を指す訳じゃなくて、お母さんって意味らしいよ。

 

つまり、手間はかけても行事食ではなくて、おやつの範疇らしいね。元々、冬瓜の砂糖(蜜)漬っていうのが食材としてあって、それほど特別な代物でもないみたいだ。

適当(多分、一口大くらい)に切って、そのままお茶請けにもする。これを潰してえごまと合わせて、ゴマ餡を作るんだって。

逆に冬瓜の蜜漬を想像するとだな…きっと羊羮みたいな食感なんだろうな〜…あれ?もしかして中国の食材なら、月餅を扱ってたあの店にあるかもしれないな。探してみようかな…ワクワク…

そう言えば、白い餡になるから 老婆餅 は白髪の意味もあるのかもね。小豆を炊いて餡にするよりは、簡単に餡が造れるもん。

きっとお母さんは さぁ、皆にたべさせようねぇ と皮にゴマ餡をくるんでは、次々と焼くんだろうね。いいな〜老婆餅…自分も食べたいなぁ。