今日のうちにここに来てごらん、神さまにそう呼ばれた?(その9)

 

半島に沈んでいく太陽、茜から一瞬金色に輝いた広々と横たわった雲が、ゆっくりグレーに変わっていく…振り返り、振り返り、名残惜しく国道のトンネルに向かい、潜った。本日二回目の蘇りか…な?

 

もう薄暗くなってたけど、国道脇のパネルのところから、鳥居の方向にむかって、お礼申し上げた。

奥社の神さまぁ、いまは疎開してる本社の神さまぁ、今日おいで!…と状況を調えて頂き、ありがとうございました。とってもとっても、嬉しかったです。

嬉しかったです、と申し上げた時の心持は…まるで…幼稚園児でしたっ!(≧ω≦)b…蘇り、というより、若返りすぎ?

 

さてと…どうやって帰るかなぁ…真っ暗な無人の駅舎で携帯の明るさを頼りに確認すると、やっぱり一時間待ち。明るい時間なら駅の周りをお散歩してもいいけど…この駅舎で待つのは…

国道では複数の経路で、港街のターミナルに行けるバスが走ってるけど、まるるんの街のバスほど頻繁に走ってるはずはない。とりあえず、国道を渡ってバス停へと…

 

15分待ちでバスがある!安心してここで待つことにした。龍神さまの岬の上の空も、ジリジリと濃い青から、深い藍色、そして闇の色に…