今日のうちにここに来てごらん、神さまにそう呼ばれた?(その10)

 

少し遅れてきたバスに座ったら、流石にちょっと疲れていた。いつもは荷物は席に置かないで、足の甲の上と膝の上が普通だけど、ガラガラなので隣の席に置かせてもらってゆったり…

あぁ、いい半日を過ごさせて貰えた、来てよかった〜っ!

…が、龍神さまの組んだスケジュールはそんな程度には収まらなかった。バスの席(進行方向に2席ずつ)の右側にクテっと座った私に、ビックリポンが用意されていた〜!

 

そう、9/13は仲秋の名月にあたっていた。ふと見ると、左側の窓、ドアの隣に低いせいもあってかなり黄色い満月…

あ〜まんまるだ〜と見とれてたら、たまたま右側が森なのか真っ暗な場所を通過して…左側に見える満月が右側の窓に反射、暫くの間2つの満月に見つめられてしまいましたっ!

或いは、どこか気がつかないところで、反射のリレーがあったのかもしれないけど…

おぉ〜っ!凄い〜〜〜!

 

考えてみれば、これだって、この時間にこの場所にいなくちゃ体験できなかったよね。

 

この街に帰りつき、あれこれ小さな用事をすませて見上げた高い月は、下り坂の天気を告げるように、力なく滲んだ満月だったよ。続く連休の天候は、ご存知の通り…