汝の名は、ズッキーニ!

 
キュウリを袋で買いこんで、忙しさにまぎれて、スが入っちゃったなんてこと…
週末に買い物して、月曜から徹夜なんて事があると、そういう悲しい目にあいます。


んで、そういうキュウリと対面したまるるんは、ずっと前は、
「ごめ~ん」と、ゴミ箱行きにしていました。

ところが… あるとき気がついたのです。
ね~、これズッキーニに似てない??

だったら、加熱して食べればいいんじゃん!

そういえば、中華料理で、炒め物の中にキュウリって入ってることがあるし…

そこで、まるるんは、まな板の上のキュウリに言ってきかせました。

「いいかい、あんたは、今からズッキーニにおなり!」
「え~?でも、僕は… キュ…」
「お黙り! あんたはズッキーニなの! わかったね! ツベコベいわない!」

と哀れキュウリは口答えする暇もなく、切り刻まれてフライパンのなか…
お皿に移され、まるるんのおなかの中に納まります。
めでたし、めでたし…

でも、ほんと、加熱するとスが入ってたのなんか、わかんなくなっちゃいます。


そういう中身に変身してしまったキュウリ君は、こう言いきかせて使ってくださいませ。