これも、引き寄せられた…みたい
一気に、花が咲き揃いました。
マルハナバチくんには、この春、初めて会ったよ。
昨日、移動中にふと思いたって、
通りかかった地区の図書室に立ち寄った。
公共施設に併設されていて、地区図書館ほどの蔵書はないけど、
全体の図書館と図書室の蔵書検索もできるので、
立ち寄ることは結構ある。
禁帯出の本で、ちょいと確認しておきたいことがあった。
Web検索すればいい、と言われそうだけど…
そこまで言う奴には、大きなお世話だと言いたい。
わたしは、本がずらっと並んでる空間が好きなんだ。
時間がもったいない?
その時間で、別のことができる?
はい、はい、お忙しくて、多趣味で、アクティブでいらっしゃるんですね。
申し訳ありませんが、わたしは図書館でゆっくりするか、
ゆっくりと(かつ、キョロキョロと)お散歩するのが、趣味なんでございますよ。
さて、重たい本を書架から引き摺りだして、目的の確認を達成。
こんな重たい本、そもそも借りて帰りたくないよなぁ。
よし、よし、間違いなかったから移動継続。
と、通りかかった文庫本の書架で、ちょうど目の高さの本が、
蛍光灯に反射したのか、ピカピカとウインクした。
へ?何かな?
青木玉「こぼれ種」
植物にかかわるエッセイ集だった。
パラパラと目次を眺めて、電光石火、借りることに。
貸出カードは共通だし、持ち歩いてるし、
文庫だから、軽いもん!
因みに彼女は、幸田文の一人娘で、幸田露伴のたった一人の孫ということになる。
ほらね、階上の図書室から窓越しに手招きしてくれてたのよ。
だって、春の気配が漂い始めてから、
なんか幸田文の作品の色んなシーンが、思い浮かんでいたの。
雪も消えたし、こんなエッセイを読んでみてご覧…って。
呼んでくれて、ありがとうね!