子供のリスに会ったよ。

 
15日に、神社の森で、子供のリスに会いました。

お参りして、いつもはまっすぐ裏参道のほうにむかって、梅林に向かって一休み・・・なんですけど、
なんだか、いつもと違う遊歩道を通っていってみたくなったのです~~。


すぐに、カリカリという音が聞こえてきたので、
ああ、どっかの枝で、リスが胡桃かなんかの殻を齧ってるなって気がついたんだけど、
結構暗くって、はて、どこだかわかんない・・・

と、近くの木の根元で、何かが動いたのですよ。
今年は、下草の管理を楽にする目的か、遊歩道以外の場所には、木のチップを大量にいれてるんで、
茶色い上を、茶色のが動くんですが・・・
変なんだけど、そうやって動くものの方が、視力が低いくせによくわかるの。


ありゃ~、リスだよ~。まだ、ちっちゃい。
相変わらず、上ではカリカリ聞こえて、齧ってるのは別のリスね。
例によって、とりあえず動きを止めて、やっほ~~、と囁いてみる。
チビリスのほうが、「へ?」っていう感じで、こっちを見てる。

えへ・・・ なんとなく、うれしい。
1メートルくらいの間をおいて、お互い見詰め合った・・・ように思う。
すいません、まるるんのほうが、焦点があってないけど。


と、予想外のことに、このチビリスは、そのまま足元20センチまで寄ってきた。
「え?え?え?」慌てふためいてしまったわよ~~。
じっとして、こっちを見上げてる。



ここの守衛さんたちは、時々、神門の中の守衛さんの詰め所(?)に遊びに来るリスにご馳走してるみたいだし、
たま~に登場するキツネも、人なれしてるみたいなんだけど・・・

でも、私は守衛さんたちたちほどは、なじみではないしね~、
こんなに近寄ってくるところを見ると、
1.危害を加えそうなやつではない(=見るからに、動作がトロそう)
2.なんか、いっぱい詰まったかばん持ってる、エサもってるかも(=なんかコロコロしてるし)
と、判断されたかも・・・


で、そんなに近くに来てくれてうれしいんだけど、
「ごめんね~、エサ持ってないんだよ。ごめんね~」
と、ささやいた。

わかったんだか、遊歩道の反対側の木の根元からちょっとだけよじ登っては、
また足元にやってくる、まるるんがごめんね~、を何回も繰り返した末に、
あきらめたのか、別の木にのぼっていっちゃった。



あ、こういうときはね、たとえ何かお菓子とか、まるるんみたいにナッツを持ってても、
あげないでくださいね~~


不用意に人間の食べるものをあげちゃうと、かわいそうなことになってしまいます。
私たちが食べるほどの比率で塩分を取ると、それをうまく排泄できないというように聞いています。


そうでなくても、神社の森には、それなりにリスたちの食べるものはあるしね。


それにしても、大胆なチビリス・・・ きっと、あとで、かあちゃんリスに叱られたよね。



でも、まるるんはなんかとってもうれしかったよ~~
裏参道の鳥居を出るとき、
「かみさま~~、チビリスに会えてうれしかったで~す! ありがとうございま~す!」


ルンルン気分になれました。