キツネさんと、ニアミス
リスさんに会いたいなぁ、と思いながら歩いていたら、キツネさんに会った。
とても毛艶のいい個体で、こんがりキツネというよりは、もう少し黄色味が強くて、
強い太陽の下で、全体が淡い。
顎からお腹にかけては輝くように白くて、
移動するときに、水平にささげているしっぽの先の白も、汚れていない。
そして、黒い膝下のハイソックス。
跳び跳ねてはいなかったけど、かなり急いだ様子で、
わたしの立つ遊歩道を横切って、拝殿に続く参道もさっと横切っていった。
ほとんどの人は、気がつかなかったと思う。
うわぁ、綺麗なキツネさんだなぁ…
呆然と見送って、カメラを起動する間もなかった。
神社の森も、今年は食糧が豊富なのかもしれない。
だいたいは、お腹を空かせた若いキツネが、エサを求めて歩き回ってたり、
暑くてバテてるのを見かけることが、ほとんどだもの…