その後に、先月の末にあったこと…(その3)

 

さて、問題はその龍神さんが何処にお引っ越しされたのか…ということだ。

 

元々、何らかの御神体があって祀った訳ではない。最近は年に一度の例祭は、信州に本拠地のある、まるるんの好きな狛犬が番犬(?)のあの神社の神職を招いて、執り行っていたとか。

更に遡れば、祭は日蓮宗の僧侶が読経を、神職祝詞をと順番に行っていた時期もあるらしく…

何やら、地区の人たちがただただ龍神さんが大好きな、そんな気配が伝わってきて、微笑ましい。

 

御神体は、祭祀を執り行っていた神社の境内に曾てあった、龍蛇が白く浮き上がった赤い石だったと…

爺ぃは、この御神体は眼にする機会がなかったが、別の神社の境内でそのような石を、そっと手で触れさせて頂いたことはある。

もしかしたら、この御神体は祭祀を執り行っていた神社にと、里帰りしているのか…何処の誰に訊ねればいいのかわかなかったが…

付近の民家のドアチャイムを鳴らすのは迷惑だろう、と途方に暮れていたが、神職ならばまぁ一種の公職…勇気はいるが、訊ねてみようか。

 

いやいや…例えお社(?)がなくなっても、龍神さんはあの公園の高い樹に、巻き付いておわすのかもしれんなぁ…