その後に、先月の末にあったこと…(その1)

 

あ?…龍神さんは…何処に行ったんだ?という事件(!)が発生した。

 

オシドリ池の大学の南側に、明治帝に関わりのある史蹟がある。

更にその南側…その頃は川が蛇行して流れ、自然に池のような形に水が休み、また流れていた場所…

この街の開発が進むにつれて徐々に流れは枯れて、今は窪地など流れの痕跡にも民家やビルが建ち並ぶ。

その一角に古くからの公園があり、そこに龍神さんを祀る、凡そ神社には見えない建物があった。

龍神さんの名前を記した四角の柱状の低い石碑はあるが、賽銭箱もなくて…強いていえば、コンクリートで嵩上げしてある格納庫…という風情。

以前にまるるんに教えられて、その辺りを通りかかる時に、時間があれば立ち寄っていた。

 

爺ぃは狼狽えた。ない!…コンクリートの高い土台ごと…石碑まで…きれいさっぱり…ない?…ただ、撤去作業から日が浅いらしいことは、その範囲の土の色が違うのでわかる。

ここに祀られていた龍神さんは、一体何処に?…あぁ、もしもまるるんに訊かれたら…何と答えたらいいんだ?

 

まるるんが明治帝所縁の史蹟を見学した時、この龍神さんを祀る事になった謂れを知ったという話だった。