春の花の開花に、ばらつきがあるようだ…(その2)
オシドリ池にも立ち寄るが、ミズバショウもやっと葉を突きだしたところ…
ただ、池の脇のせせらぎは、通常の上流地点からのポンプ給水の他に、途中地点の雪融けも加わって高い水音を立てて、急ぎ足に流れていく。
美しい小鳥の啼き声と、時たまキツツキの仲間が、こちらから見えない何処かで、ドラミングするのが聴こえた。
ランチをしている外国人留学生たちに、カラスがそろりそろりと近付いて、遠慮がちに 何かおくれよぉ とパフォーマンス。
子育ての時期は、かっさらっていくこともあるが、今時期はまだ穏やかなものだ。或は、昨年生まれた新人かもしれない。
黄砂のせいか、空の青が微妙だ。アオサギよろしく、グレーに傾いた蒼とでもいう感じだ。
薬用植物園では、薄紫のキクザキイチゲが盛り。あと数日で終息に向かう勢いで、セーフ!といったところ…
その一方でフキタンポボなどは、やっと地面から芽がでた状態…ここでもイチゲだけが突出だ。
ふと思い出して、環境関連の大学院前を通って、街道に出ることにする。
予想は中り、まだ雪が残る雑木林の林床に、スノーフレークが白く可愛いカップで、ずらりと並び出迎えてくれた。