春の花の開花に、ばらつきがあるようだ…(その1)
まるで銭形平次に出てくる がらっぱち よろしく、 お、親分!て、てぇへん(大変)だぁあっ! と昨朝ももたろうからメールがすっ飛んできた。
オシドリ池の大学で、学外の人間でも入れる東側の北限の門から入り、畜産の歴史的建造物が並ぶ一角に向かう途中…
雑木林の林床にアズマイチゲの蕾が、小ぶりながらもたくさん俯いていたと。一昨日は曇り空だったので、開くまでにはいかなかったとみえる。
例年時期を一緒に、黄色い花と一面緑の細葉を見せてくれるキバナノアマナは、まだ葉を地面から突きだしたばかりだと…
その手前、研究所玄関脇の大きな樹の根元は、キバナノアマナとスミレの、そのコントラストが見事なのだが、此方もやっと葉が拡がりつつある状態とか。
一体どういう事だ?と、暑くて途中でコートを脇に抱えつつ、昼前にすこし回り道をして見に行ってみた。
よく見ればまだ枯葉色の林床に、例年よりは小ぶりなアズマイチゲが、清楚な白い花を開いていた。いつもはキバナノアマナの葉に、白が引き立てられているのだ…
他に確認できるのは、フキノトウくらいだ。これは、薬用植物園も見ておこう…と、メインストリートを南下する。