う〜む、感服つかまつったでござる…(その1)

 

26日は昼前から、何やら立て続けにうまくいかなかった。忘れ物はする、途中で立ち寄りさっさと買い物を済ませる筈が、目当ての商品がない…etc.といった始末。

昼過ぎ時点で予定がこなせていたのは、先日オシドリ池の大学で二重虹を見せて貰えたお礼に、あの神社の鳥居を潜って挨拶出来たことだけだった。

 

神社を後にした頃から、パラついてきて、そのうちに路面が黒くなった…手元に傘がない。朝の1時間単位天気予報の雨量で、傘なしで何とかしのげるか…という期待は甘かった。

段々薄手のジャンパーを被っただけでは辛い…という降り具合になる。仕方なく、ルート変更して傘を取りに戻ると決め、南下してきた分を北上した。

向かい風だったので、旗めいて傘のようには雨をしのげたが、飽和状態まで雨が染み込むのは既に時間の問題…

 

広い道の東側は住宅地が続き、電線が煩いが空は広く見える。やがて西に低く降りてきた陽が強く射してきた。

ん?…東の空に虹の右足が、僅かに見え始めてきた。先日よりは幅が広く、背景はグレーで滲んだようにぼんやりと…

あぁ、先日もこんな時刻だったなぁ…と西側の歩道を北上しながら、時折東の空を眺める。