≒皆既月蝕、観られた…

 

只今、19:33…月は順調に姿を満月に戻って、明るさを増している。

昼頃から、傘だけではあちこち濡れてしまう程に降りだして、あぁ…今夜は無理かな…と半分諦めた。

いや、もしかしたら…この街の龍さんたちが総力を結集してくれるか…と、期待もした。

 

18:00まで少し間がある時間に、用事が終わって外へ出る。ふと東と上空が晴れているのに気がつき、あわてて東西の広い通りにでると…

高いビルに挟まれた東の空に、何やら明るい棒が浮かんでいた。おぉ、もうこんなに欠けていたか…!

歩いていると、最大蝕(?)のタイミングで淡い雲が流れてきてしまったが…

 

暫くして、いったん降りた地下から再度地上に出ると、また東の空は晴れて、月は姿を戻し続けている。

あぁ、龍さんたちが円陣を組んで、 たくさんのこの街の人たちに観て貰うぞぉ と奔走してくれたようだ。ありがとうございます。

 

街にでたので、大きな書店をのぞいてから、月光浴をしながらゆっくり帰ろう…

日が短くなり、太陽の軌道は低く、月の軌道は高くなった。昨晩も帰宅途中の天気は、流れる雲で…明るく天頂近くに輝いていたかと思えば、冷たい雨も墜ちていた。