愛子内親王の成人式、叔母のサーヤのティアラを…

 

色々議論はあるようだが、爺ぃは賛成だ。可哀想 もあたらないし、経費節約 もあたらない…

降稼された叔母さまのティアラを、今回は借用とのことだが…そのまま内親王として受け継いだからといって、何の問題があるのか。

お古だから可哀想だというのなら、全くあたらない。特に、上皇后美智子さまの皇后時代を、娘として翳で支えたお方の徳が、煌めき輝いているではないか。

 

今は伊勢の斎主としての役までつとめ、それなりの不自由も多々あるはずだ。あのおっとりとしたお顔がきりりと引き締まった、神事に臨む行列の写真に、重いお役目をしっかりと負うべく、上皇后さまは細心の注意をはらって育てて下さったのだなと…

 

愛子内親王には、まず成人皇族としてのお役目を果たして頂き、そのためにもお健やかに過ごされたい。

翳に立ちながら、ただひたすらに穏やかさで辺りを和らげることができた、叔母さまとは立場が違うのは承知している。

だが、その表に出さない確とした底力…いや、たおやかさと言うべきか…ぜひ叔母さまから引き継いで頂きたい。

 

サーヤのふっくらとした頬に、爺ぃはふと 常処女(とこおとめ) という言葉を思い出している。