まるるんシンドローム?

 

いや、疾病とかいうことではない…

去年から爺ぃとももたろうに、何か注意を惹くようにピカリと光って見える、という状況が訪れている。

二人してこれって まるるん化 したのか?と笑いながら、菓子をかじった。ももたろうは まるるんワールド に足を踏み入れたんだよ、と…

 

今日は街の本屋に向かう途中、駅のかなり近くまできた所で、小鳥が舞い降りてきて、雪の踏み固められた辺りを、しきりに啄んでいた。

スズメではないなぁと、心持ち静かに近づくと、尾を上下させたので、ハクセキレイだと…何故か少し嬉しい気持ちになった。

脇を歩行者が次々と、急ぎ足で通りすぎていくが、ハクセキレイには気にもとめない。ハクセキレイも、歩行者に近づき過ぎないように距離を保って、また何やら啄んでいる。これが普通の風景なのか…

ところが、爺ぃが興味を示しているのに気づいて、うろうろしながら時々近づいてきては、こちらを見上げてくる…

邪魔にならぬように、歩道の隅に寄って立つと、靴の爪先30cmまでやって来て、しみじみ見上げてきた。腹がグレーがかっているのもはっきりみえる。

寒いなぁ、と声に出さず語りかけると、うん、と聴こえてきた。