あ…オシドリ池の大学の植物園…明日までか…

 

例年なら、園内の小さな博物館の剥製たちに、長い冬休みの おやすみなさい… を云いにいくのだけど…

今年は、春から長い間閉園していて、屋外を開園しても遂に園内に足を踏み入れることもなかった。

 

ヒッコリーは今年も、たくさん実を墜としてるだろうか…あの広く枝を広げたカラマツは、変わらず黄葉できたろうか。

もちろん、植物園の外側からフェンスをいつものぞきこんではいた。サクラの咲いている時期は、まだ木々の葉が混んでいなくて、あれはきっとあのサクラだよね…と胸のうちで独り言も…

薄暗いなかで、キツネさんとフェンスをはさんで見つめあったこともあったっけ。

 

例年冬季も開放している温室も、今は3密を避けるため、開放をやめてるので、この冬は全面閉園かもしれない。本当に静かな冬の植物園になりそうだ。

 

ある年の最終日は霙に凍えながら、まっすぐに木造の小さな博物館を目指したことも。傘を持つ手がかじかんでいたっけね。

明日の夜あたりから、平地でも雪…の予報。オシドリ池の大学のイチョウ並木のイベントで、寒風の中、ストールの上に雨具のポンチョを被って、震えながらブル研の演奏を聴いてた年もあったな…