北日本は、夜遅くは曇りの予報…

 
クロッカスの葉っぱが出てきてるのを見つけてから、
花が次々と咲きだすまでに、一週間かからなかった。

春が、箱根駅伝みたいなペースで、走りすぎていくようで、
もっとゆっくりしてくれぇ~!
と、葉っぱたちに話しかけてしまう。


チューリップも、軽くフリル状に波打った葉を、ここ数日でずいぶんのばした。


オシドリ池の大学でも、キバナノアマナの葉っぱがツンツン伸び、
スミレの腎臓みたいな葉っぱも、雪の下で既に芽をだしていたのか、
普通サイズの葉っぱが、一株に数枚ひろがってる。


林床でも、見覚えのある葉っぱたちが、枯れ葉の間から競うように伸びてきた。

緑を敷き詰めた中に、イチゲやニリンソウジモティエンレイソウ
白い花が順番に咲く日も、あっという間に近づきそう。


エンゴサクの淡いブルーから紫まで、てんでに自分の色で咲くのも、
白い花たちと張り合うように、キバナノアマナも。

その頃には、コブシがほどけてモクレン、やがてウメもサクラも…

ゆっくり咲いてくれて、いいんだからね。


植物園無料解放のみどりの日より早く、
園内の花たちが咲きおわりそうで、心配なんだ~