菊の展示、そして風邪の心得。

 

広い地下通路に、菊の鉢が並んだ。毎年恒例の菊の展示会…こればかりは、コロナ禍の影響もなく開催された。

キク科の植物にアレルギーのある人には、気の毒だが…菊の花には清浄作用もあるらしいので、長い間毎年開催されてきたのだろう。

夕刻の帰宅の人波も戻り、通路に人影は途切れることがない。何やら金曜日の気配が漂うのは、明日が休日だからか。

 

コロナの新規感染者増加のNEWSが流れる。濃厚接触が考えられないケースも増えた。

ワクチン接種による獲得免疫の有効期間も長くはない。実際の感染で獲得した抗体も、短期間で低下するとか…それはそうだ、そんなものが恒常的に血液中に大量にあったら…何とも邪魔で仕方ない。

 

風邪を侮らず、けれど自然免疫の活躍する初期消火に任せる。かかったかなと思ったら…というCMは今もあるのだろうか…

その時、よく効く解熱剤をのんで症状を押さえこみ、無理矢理日常生活を送るのは間違いだ。

そうではなくて、症状は初期消火へ突入のサインと心得、安静を保てば、自然免疫は最大限活躍できる。ウィルスに関する正しい免疫の記憶を得てもらえば、獲得免疫が無くても、次回の初期消火は迅速になる。