コロナ禍がなかったら…

 

例年だったら…オシドリ池の大学の学祭が終わって、群舞の祭典があって、例大祭のカウントダウン状態のはず…

 

でも、動植物は気候によるぶれはあっても、今年も見事にオンスケジュール。

 

街の中心部の帯状の公園。西端は歴史的建造物が資料館になっていて、その1ブロック手前がバラ園。

先週末は殆ど緑の小さな蕾が多かったけど…今日の帰りがけに、夏至間近の遅い落日を見越して、遠回りして寄り道してみたら…

ドッカン!とは言えないまでも、バラはほぼ全部咲きだしていた。本当に色とりどり、何だかメロンシャーベット色の大振りな花を咲かせている株に、目が吸い寄せられて…え?やっぱり美味しそうな色だからかな…(^q^)…

 

それから東に向かって、ぷらぷらと幾つかブロックを移動していくと、小さな野外ステージ…

今年中止になった夏のクラシックフェスでは、前半の日程でヨーロッパから来日する、教授陣のアンサンブル(想像を絶する豪華さ!だよね)が毎年聴けた…

 

でも夏の暑い日の花たちは、今年も咲いてくれるはず…

植物園のフェンスの中、弱々しく小さな淡緑だった苞を、真っ白く大きく広げたヤマボウシが、風に揺れていた。