オシドリ池の大学、秋だよ…(その3)

 

そうそう、花木園の一番奥、毎年クロユリの咲く場所に、今年も秋咲きクロッカスがびっしり。春は葉っぱだけがシュンシュンと…この辺りのトップバッターで盛大に覆って、やがて枯れる。

すぐ後、クロユリがあれよあれよというまに、芽を出し茎を伸ばして、ユリに似た焦げ茶に紫をぼかしたような色で咲く。

夏の間はここは、雑草やらオドリコソウやら、まるっきり好き勝手に咲いている。秋が深まるまでは不思議と、ほぼ店じまいのクロユリを僅かに残して、空き家(?)状態。

ある時期に突然に数日で花茎を伸ばして(葉っぱは春に出てるから…)、ポンポンと透き通るような薄紫のクロッカスが咲くと、何だかキツネに摘ままれたような感じ…思わずほっぺたを摘まんでみると…あ、いててて…

この街に来て暫くは、多分イヌサフランの仲間だよね…?でも花だけ観ると、どこかで見たような…?はい、確かに今にして思えば、まるっきりクロッカス100%したぁっ!

 

今年は農学部ストリートと農場の境のフェンスの一部、ガガイモが多数に絡み付く辺りは、除草したらしく数株だけ…

ガガイモの殻は、オオクニヌシ命の有能なコンサルタントも務めた、スクナヒコナ命の舟…