オシドリ池の大学、秋だよ…(その2)

 

北限の入口から少し南下、自転車置場の屋根の上の紅葉。ここのが構内だと一番早いことが多い上、広く枝を張っているせいか、一本の樹(多分…)なのに、南側からグラデーション状態で紅葉が進む。

日曜日の時点では、南端ではないけれど、毎年最初に紅葉する部分は既に店じまいで、干からびた暗赤色…あとは南半分が黄色からオレンジ・朱色のグラデーションで、残りはまだ緑色…といった具合。

 

以降、順番がバラバラだけど…

秋雨で湿気が整ったのか、ベニテングダケがでていて、森のきのこ…という風情でメルヘンしてた。オシドリ池のスイレンも殆んど終わってしまったけど、僅かに咲き残るピンク系の花が、何故だか今は、不思議と和風な印象を受ける。

 

ナナカマドの実も、そろそろ朱色を通り越して、赤に向かっている。イチョウ並木はまだ緑色だけど、夏の力強い緑にこっそり黄色を、混ぜようとしているようにも見える。

トチノキも、オニグルミも、テウチグルミも、もう実は墜ちきった様子。ウバユリも、すっかりドライ状態で、あとは種を振り撒くだけに。

農学部のグリーンエンジェルス、シダレカツラも黄葉に向かって、甘い香りを振り撒いていた。