栗の実、ヤマボウシ、赤トンボ…

 

先日、栗の毬が弾けたところを通りかかって、一粒だけGETしたのは、頂点側から見るとホールケーキをカットしたように、一辺だけが円みを帯びていた。

多分、毬の中で3連符状態で仲良く成長した、真ん中の実だと思う。

今日は、オシドリ池の大学の宿舎の敷地から、歩道に毬ごと墜ちて転がりでたらしい、かなり円い実を拾った。

多分毬の中では他の実は負けて、皮だけのペタンコだったろうな…と想像できる。

 

ヤマボウシの実も熟して、歩道に墜ちたそばから踏み潰さる。その近くではカラスが懸命にエサをさがして、叢をうろついていた。

朝のゴミあさりは定刻行事としても、冬に向けて沢山食べたい時期なのに、なぜヤマボウシの薄甘い実に見向きもしないんだろう。これを食べる文化(?)がないんだろうか。

それとも、カラスにとっては不都合な成分が含まれているのかしらん…例えば、イヌにとってのタマネギみたいな。

 

昨晩は遅い時間には雨…、傘はさしたがコートの袖が結構濡れた。今朝は快晴ではないが、雨上がりだけあって陽射しの届きかたは鋭い。

水溜まりに赤トンボが卵を産み付ける。この街の住人になった頃は、毎年8月初旬の風景だったが…