チョウセンゴヨウの松毬が、遊歩道にゴロゴロ…(その2)

 

噺の枕が長くなったけど…

昨日通りかかった、昔は防風林があった場所、という遊歩道。チョウセンゴヨウの下に、巨大な松毬がゴロンゴロン墜ちていた。先週は、秕しか入っていないような、小さい松毬が数個墜ちていただけだったけど…

軽く15個くらいはありそうで、遊歩道と歩道を区切っている低い塀の上に、全部拾って並べてみた。

完熟(?)クラスの大きな松毬には、2つ毎の種を覆っている一つ一つの鱗(?)の先で、水飴状の無色の松脂が芳香を放っている。ウィルス避けにとても効きそうな、強い森の香り。思わず、深呼吸…

車道に墜ちて轢かれたのは、松毬から飛び出した、殻に覆われた状態の茶色の種が散らばる。更に殻がタイヤに踏み潰されて、アイボリー色の松の実が粉々になっているのも…

 

そういえば、先週はオシドリ池の大学でも、この完熟クラスの松毬が根元にひとつ、ドシンっ!といった風情で転がっていた。

近づいて見ると、鱗の一枚だけ穴が開いていて、種が取り出されたもよう…

鱗に穴を開けるのはとにかく、種はカラスに割れる代物ではなく、ハトでは既に規格サイズ外、スズメに至っては全く論外サイズだから…やっぱりリスだろうな…