まだまだ昨日も、いろいろと呼んでもらった…(その2)

 

公園と接している神社にも、ご挨拶に。安芸の宮島厳島神社と同じの様式の赤い鳥居…クラシックフェスにかかわるお願い(天候、研修生のことetc.)を、年中行事のようにしてきた。

この前にお詣りした時も、今年はお願い出来なくて寂しい…と。昨日も、寂しい…と申し上げた。申し上げても、仕方ないんだけどね。でも…

クラシックフェスが開催されなくなって、神さまもお寂しいですよね…と、呟いたとたんにビシャっと涙が噴き出した。

神さまがどんなに寂しく思われているか、私、知っています、と。震える唇がそう勝手に呟いた時、本当にじゃぶじゃぶっていう勢いで、涙がマスクの縁から中を通り、あごの部分で吸いとられた。ああ、びっくりした。

そして、私がお願いしていたのなんかを遥に超える程の思いで、毎年の研修生たちを静かに暖かく、だけど本当に力強く見守って下さってたんだ!と確信した。

 

マスクの下端が冷たい程の涙だけど、直ぐに止まった。その時は、気持ちの動揺があって思い至らなかった。でも、今思うのは…

今年は例祭も大幅縮小、クラシックフェスも中止になりました。でも…神さま、私を呼び止めて下さって有難うございました。