お宝か…賞味期限をはるかに過ぎたエッセンシャルオイル(精油)

 

えっ?というような日の当たらない隙間に、何だか使いきったつもりでいた サンダルウッド(白檀) の10mlボトルが立っていた。

半分位の量が残っていて、ブランドが マギー・ティスランド なので、かなり古いよね…

 

サンダルウッドは重い精油なので、きちんと立てて保存してあれば(=プラスチック部に精油が触れていない)、実はボトルのなかでもゆっくり熟成するはず…

期待を込めて固まった蓋を騙し騙し開けて、クンクンクン…うわぁ!サンダルウッドの強い香りはあまり感じられなくて、化粧品みたいな甘い香りだぁっ!

ふと思い出した。香水のパウダリー・ノートを支えているのは、サンダルウッドだと知って、嘘でしょ?と反射的に思ったけど…だって、薬臭いフレッシュなサンダルウッドの香りしか知らなかったから…

やっと合点がいきました。熟成したサンダルウッドの香りって、こんなに甘い香りなんだね。

そういえば、サンダルウッドって刺激は少なくて、物凄く強い殺菌力を持ってるんだけどね…

粘りが強くなっていたけど、ティッシュに一滴落とす。空間に拡がる時には、覚えのある香りが立ち上って、後にはパウダリーさだけが翌朝も残ってました。