大麦と小麦

 
ちょっと気になって、大麦と小麦のことを調べていたら、
おなじみの Wiki に、面白いことが書いてあった。


漢字表記の「大麦」は、コムギ(小麦)に対する穀粒や草姿の大小ではなく、
大=本物・品質の良いもの・用途の範囲の広いもの、
小=代用品・品格の劣るもの
という意味の接辞によるものである。
大豆(ダイズ)、大麻(タイマ)、小豆(ショウズ、アズキ)の大・小も同様である。
伝来当時の漢字圏では、比較的容易に殻・フスマ層を除去し粒のまま飯・粥として食べることができたオオムギを上質と考えたことを反映している。


今でこそ、小麦粉やその製品、小豆の加工品は簡単に手に入るけど、
ほんの100年前って、これって日常の食べ物じゃなかったんだね。

今ではまるるんが、条件反射で垂涎状態になるお饅頭だって、
昔は特別な食べ物だったし、そもそも、お供えしたりするものだったんだよね。
今でも、お年寄りのなかでは、
てんぷらやうどんはおご馳走っていう基準の方もいらっしゃるような・・・


とすると、代用品って意味じゃなくて、
大:普遍的にある品、小:希少品って意味なのかも??
食べるまでの過程が、小麦のほうが多いもんね~


さて、大麦・小麦のことを検索していたのは、
「大麦小麦二升五合」・・・「応無所住而生其心(おうむしょじゅうにしょうごしん)」
このお話は、この次に・・・