Web会議するのは、当事者の自由(=勝手)だが、オープンスペースなら配慮ぐらいしろ!(その1)

 

とある書店のエントランスは、時々ベンチを片付けて、代わりに椅子を並べ、ちょっとしたイベント会場になる。

というか、はじめからそのように設計されている。小さなコンサートや講演会、書店ならではのサイン会、その他展示会なども行う。

高い天井までのガラスばりで、電波の状態(送受信)も良く、店内程ではないが、冬場や真夏等にはベンチに座らせて貰って一息つきたい、結構気持ちの良い場所だ。

ミニホールでもあり、音の反響がとてもよい。書店の上のフロアには、ミュージックスクールもはいっていて、この場所は音に関して素人ではない設計士が、関わったのだと思う。

 

ここに腰掛けて、タブレットでWeb会議をしている御仁がいた。出張中かもしれず、まぁ会議は時刻を取り決めているので、移動中なら仕方あるまい。

ところが呆れたことに、辺りに座っている人にも発言が解るほどのボリュームで、だ。当然音質は悪いので、割れた大きな音になり、爺ぃはどっと不愉快になった。

御仁は高齢らしく、聴こえ難いのだろうと推察はできるが、それにしても酷い。公共のスペースで会議に参加の可能性があるのなら、何故ヘッドセットを用意しないのだろう。