これも導かれたか…?(その1)

 

土曜夜帰宅した道中は、傘の他にポンチョを持って出てよかった…状態に濡れたが、日付が変わる前に、更にかなりな勢いで降りだした。

気圧の関係かひどく眠くなり、イアフォンの音に、あぁラジオのスイッチを切らねば…と思いつつ、呆気なく寝落ち…

そのまま、日曜6時の時報に気がついたが…ずるずると眠りに引き込まれ、結局目が覚めたのは9時すぎ…ただ、いつもよりは身体が軽い気がした。

 

旬祭の日でもあるし、夏越しの大祓の人形(ひとがた)を本宮に持っていく(遠隔で神事参加)つもりで、神社に向かって歩き始めたが…

神門は例年のこの時期より早く閉まるので、寄り道不可。が、目眩に近い空腹感は明らかに低血糖…スーパーでパンを買い、足が何故か嬉々として大学にと脚を踏み入れていた。

 

大学を東西に貫く、車専用の地下トンネルの上の遊歩道…テニスコートの南側のベンチに向かうと…そこから懐かしい音が聴こえる。

チリチリンと聴こえて来たのは、スチールギターのような微かな金属弦の音…膝の上に水平に置いて掻き鳴らされている…ギターの形をして…あぁ、あれはドブロじゃないか!

いつの間にか、一緒にマンドリンも聴こえていた。