明日は雪…来週は東京の感覚だと冬…
昨日は10℃台後半まで上がった気温が、今日は10℃程で横ばい、先ほど一桁になって雨が降りだした。明日は雪の予報で、日中も一桁の気温だ。
まだ晩秋といったりきたりが暫く続くとは思うが…オシドリ池の大学のイチョウ並木も、葉が落ちてきて随分ボリュームが減っている。
先日、積読の山から滑り落ちてきた 江戸めしのスゝメ をあれこれ拾い読みしている。意外にランダムに読んでも、あまり戸惑いなく読める。尤も、以前に読んだ記憶がまだ残っているからか…せいぜい数ページ戻れば、戸惑いも解決する。
目に止まったのが、太陰暦の新月と満月に、農民は小豆粥や小豆めしを食していた、と。小豆は豊作凶作の差異が大きい作物だったように思うが、事情が許す限りは定期的に食べる習慣があった、とは考えられる。
15日に小豆ご飯というのは、覚えがある。甘い餡にするには大量の砂糖も必要で、そうそう作ることも叶わなかったろうが、茹でた小豆の煮汁ごと飯を炊くなりすれば、栄養的にいっても無駄がない。
少し塩を振って食べると、小豆のもつ甘味がわかったように記憶している。あぁ、この本には甘い餡のように誤認されているようだ、塩餡だろう…