朝に、天使の梯子に出会う…

 

冬至まで2ヶ月をきり、太陽の軌道が随分低い。今朝は南下して歩く必要が…雨あがりのせいで空中の塵も落ち、日射しが眩しくて目はかなり辛い。

日射しが強くても、高い軌道の場合は少し俯けば何とかかわせるが、低い軌道だとまるでのぞきこんでくるように眩しい。

 

それでも用件を済ませて再度外に出ると…今度は東南から南側に、隙間をもたせた沢山の雲が、てんでに重なっている。

そこに妙に真っ直ぐな筋が、これまたてんでに伸びて、思わず目を擦った。ん?…天使の梯子だった。

 

水平に伸びている高さに太陽があって、僅かな雲の隙間から光の束をなげている。その下の別の雲の重なりの隙間から、60°位の角度で広い光の帯が、強弱(多分隙間の広さの加減で…)をもって落ちていた。

南側には、放射状に細い梯子が何本も伸びていて、今朝の東南方向の空は、まるで天使の梯子見本市だ。

 

天使の梯子に関係あるのか、積読(つんどく)状態の山が崩れ、随分開いていなかった新書が一冊降ってきた。

メディアファクトリー新書 江戸めしのスゝメ 永山久夫

入手時期は忘れたが、初版2011/10/31 2刷12/2 好調に増刷している。巻頭の鍋の沸々が聴こえた。