金曜日、夜の書店にて…

 

最近は、コンピュータ、ビジネス、文芸あたりの棚を訪ねて時間切れが続いていた。(蛍の光のメロディが…)

 

今宵はご無沙汰していた、スピリチュアルと歴史の棚をゆっくりとのぞく。先週はなかった、絶版だった辻麻里子の本が復刻され並んだ。

藍(あお)の書 が出版された頃、この復刻は予告(告知)はされていたが…復刻に至った経緯の書かれた、今井氏のあとがきだけ目を走らせた。奥付の8/17が彼女の誕生日、とある。読みたいのはやまやまなれど、今は目が追い付かないので購入は断念。

既に棚の残りは2冊、間をおくと増刷を待つ必要があるか…まぁ、復刻にまで漕ぎ着けて貰えてよかった…

 

歴史の棚をのぞいてみると、懐かしい著者の新刊が重ねられている…短い期間だったが参加していた同人誌で、その頃から大活躍された伊東成郎氏。

明治150年、それに 燃えよ剣 の映画化で、出版物もまた勢いがついた。一時期絶版状態に近かった何冊かの、氏のかかわった書籍が改訂版で、最近復刻されていた。

今回は新たな書き下ろしで、考えてみれば新事実を発掘されたものも、少なからずあるかとも思う。

 

幕末は、既に遥か遠くなった。我々の青春も、遠い。