あぁ、20年たっても進歩できてない…情けないよね、IT業界。

 
地区図書館に立ち寄ったら、珍しくこんなタイトルの本が、PC関連の棚に。

オブジェクト指向開発の落し穴」…奥付を見ると、1990年代…(-o-;)
ふ、古い…多分、絶版になってるよ、この本。

当時のオブジェクト指向への流行り、C++にも触れていた。
落し穴を順番に、時にランダムに流し読みしてみて、(; ̄Д ̄)…

未だ、このレベルに留まってるよ、この業界は。
言語がJavaに変わっただけじゃん。


原著からいえば、20年前だよ!
本来なら新人だった人たちが、今や主力か、
主力エンジニアを護り支えていくはずの年代なんだけどね。
進歩できてないってことで、多分、進歩させようとしたエンジニアは、
意図しているいないにかかわらず、潰されたか、淘汰されたか、あるいは自ら立ち去ったんだね。


落し穴の記述は、オブジェクト指向の範疇だけに留まらない。

やってることは、利益をあげるためにケチったことが、
結局は大きなツケとなって、どんどん赤字、というよりデスマーチになっていく。

儲けに自分たちがほくそ笑むことができないばかりか、
ユーザーの要望には殆ど応えられず、エンジニアはどんどん潰していくだけ。

例えがよくないかもしれないけど、
軽井沢のバス事故に通じるところがある。

開発で節約するところを、全く過ってるんだよね。


先日、汎化とデコレーションが受け入れて貰えないことについて書いたけど、
この本を読む機会に出逢うという形で、肯定が提示されたんだね。

これも、引き寄せかなぁ?