昨日の、神社の杜のリスたち

 

神門の開門時間が、夏の平常時間に戻ったので、参拝に。

神門から退出すると、目の前をリスが駆けていく。まだ若いくて、多分今年生まれた個体だろう。

わっ、リスだっ!の声に周章てて、取り敢えず神門の前を駆け抜け、反対側に。

静かに後を追ってみると…周章てふためいているらしく、神門下の祓い処に接した石組をうろうろしている。結局、もう一度石組を登り、決意を固めて(!)反対側へと神門の前をすっ飛んで戻っていった。

 

杜の径にふらりと入ると、望遠レンズを取り付けたカメラをぶら下げた男性が数人…ただ、それぞれ個別な様子。

さっきの神門前の騒ぎからみても、出没する若いリスを被写体に追っているらしい。自分は邪魔にならぬようと、足音を忍ばせて静かに追い越す。

と、すぐにガサガサと枝が揺れて、リスが転がるように降りて(墜ちて、か?)きた。

 

チョロチョロ跳びまわる姿は、まさしく きねずみ(木鼠) …あちこち古い落葉を掘り返しては、時々手応えがあったらしく何か口にしている。

まだ技術は未熟だが、これからオニグルミの季節…一旦埋めて果肉を腐らせて剥ぎ、あの硬い殻を噛じって食べるのは、なかなかのお手間要りだ。