夏のクラシックフェスの研修生たち…
この街の夏のクラシックフェス。
教育プログラムなので、超一流のVフィル、Bフィル、アメリカの各交響楽団の奏者たちが教授をつとめ、そして教授たち自身の演奏会も、無料コンサートまであって…贅沢な話である。
そして、このフェスの主人公は教授や指揮者たちに支えられつつ、一心に研鑽を積んでいく研修生だ。
今日の夕刻に、地下の広い公共のイベントスペースの脇を通りかかったところ、過去にこのフェスに参加した国内の研修生のアンサンブルの、演奏会が始まったところだった。
いつも、用件がかさなって聴けずにいたが、今日は逆に用件は先伸ばしにして、一時間ばかり聴きいった。(立ったままだったので、足が…痛てて…)
フルート、バイオリン、ビオラ、チェロの4人の女性のアンサンブルだった。
久しぶりの生の音に、胸が躍り思わずスイングしてしまう。クラシックの他に映画音楽なども演奏されて、足の問題を除けば至福のひとときに遭遇できるようにとみちびかれたか…
それにしても不思議な話で、本来なら地上を通っていくつもりでいたにもかかわらず、何故か気がつくと地下を歩いていた。
有り難いとは、こういった事だろうか…