今日のうちにここに来てごらん、神さまにそう呼ばれた?(その3)

 

橋を渡ってトンネルの手前、と地図で確認してあったし、国道を道なりに歩くだけ。

橋を渡っていたら、先程の青年がお社のある方向から海岸の方へと、国道を渡ろうとするところ。あ、彼もお社を訪ねたのね。

 

国道から曲がって進入すると、数年前の嵐で本社が履災してしまっている、この神社についてのパネルがある。カラー画像が添えられて、由緒、ご祭神、現在の本社のご祭神のお祀り先などが…

 

上がっていくと、多分倒壊状態だった本社がスケルトン状態になり、解体作業場所で見かける、あの四角い廃材を入れる丈夫な大きい袋が、パンパンに膨らんで沢山並んでいた。

 

あ、もしかして、最近見かけるようになった、木造のリフォーム形式で再建するのかな?…

一旦骨格に戻して、傷みがひどい部分は同じ形状で取替え、補強材が必要があれば入れる、壁や新しく葺く屋根も元の印象に近くする。各材を組み立てる新築に較べると時間はかかるけど、鉄筋コンクリートに較べたら早いのでは?

戻られるご祭神も、以前の姿の新しいお社ならば大層歓ばれます、きっと…

 

奥社へ、ここからブロックと砂利で心尽しにお手入れされた、細い坂道を慎重に上る…