冷気よけに傘を使ってみる…

 
携帯に配信されてくる天気予報の予想最高気温が、朝から少しずつ下がっている。

もちろん、もともと真冬日だが…
予報は、午前中の雪から晴れに変わった。

凄い積雪になるのも大変だが、このまま放射冷却というのも、恐ろしい。


日中の最高気温が氷点下なら、以前は傘は持たなかった(降っても、乾雪なので濡れないので)…
最近は深夜の帰宅で、夜に晴れて凄まじい低温が予測される日は、
軽量な明るい色の折り畳み傘を鞄に入れ、放射冷却対策に。


これは、随分昔の山岳写真家のハイキングの本で覚えた。

もともとは、ビバークする時にツェルト(支柱のない状態で簡易テントにして使う)のなかで、
雨傘をさすと、楽に身辺に空間ができる。
かつ上に逃げる傾向にある暖気を保持でき、降りてくる寒気も防げる、と。

真冬の深夜に歩く時に試してみると、確かに特に頭や首回りが格段に暖かい。

夜に霙混じりに降った時も、止んでも知らぬふりでそのままさして歩く。

空の見晴らしは悪いが、フードを被るより、水平方向は周囲がよく見え、音や気配も判りやすい。

信号のない交差点で、こちらも車からもよく見え、安心して歩ける。