初詣に…(その2)

 
さて、心ばかりのお賽銭を静かに捧げて拝礼してから、誰にもぶつからないスペースに移動。(ご祈願、永いからね)
おおっと、足元に気をつけねば…

そこで、お賽銭スペースではなくて、
拝殿に向きなおって、ゆっくりご祈願した。


お神酒をいただける場所は、このすぐ脇にある。
巫女さんが、「お神酒にしますか、梅酒にしますか」と。
やった!今年は梅酒があるんだぁ。

と、去年のお神酒にもまして、なみなみと注いで下さった。
うわっ、ど、どうしよう!
とりあえず、かわらけを溢さないように持って、そこからそぉっと移動。(後ろに並んでるから…)

もう一度、拝殿に向かって「いただきま~す」とご挨拶。

冷たい梅酒なのに香りが高い。
口をつける、というか、唇に触れただけで、わ~!美味しい!とわかる。凄い、凄い!
舌の上をつぅと流れ、芳香が喉の奥から、鼻の奥にと拡がる。
美味しい!と心のなかで絶叫…
たっぷり注がれたのに、あっという間に喉を滑り落ちていってしまった。


神さまぁ!嬉しい~っ!と胸のうちで申しあげたら、
「うんうん、そうか、よかったな」とかえってきたような?

あ?最後だったけど、
世界中の人が、健やかに、心豊かに暮らしてゆく、新しい歳をと願った。そのご褒美?

神さまから、巫女さんに「あ、ちょっと多めに注いであげて、よろしくね!」と?
わたしには「今回の梅酒は、上出来だからね、楽しんでいきなさい、またおいで!」と?

ほんっとに、美味しかった!
ありがとうございました。