国勢調査、個人情報紛失って、単なる過失で済まされちゃうの?

 
国勢調査員が、住所と名前が記載された紙を紛失、というニュースや、
その前の「他人に知られないように」と書かれた、
インターネット用ログインIDとパスワードを封もしてない封筒に入れて、
ドアや郵便受けに「差し込んで」配布した、(もう、腹立たしいのを通り越して、笑うしかないよね…どうなってるのよ)etc.
先月から頻繁に流れている。


全国ニュースにならないもののほうが多いはずなので、
この国勢調査の時期に、一体どれだけの個人情報が「紛失」されたのかと思うと、ぞっとする。

この街でも、何回か耳にした。
ラジオのニュースだったので、聴かなかった時刻に別のが流れた可能性もある。

件の「紙」も調査終了後に、担当部署が回収して、紛失していないのをきちんと確認して、シュレッダーにかけてくれるのか、
調査員が自己責任でシュレッダーにかけるのか、
どちらにしても、相手はたぶん単なる紙なので、コピーされていれば…と、疑ったらきりがない。


お詫びしてすむ問題じゃないよね。

アルバイト感覚の軽い気持ちが見え見えの方や、
うっかりミスをなさらないで下さいね、と声をかけたい年配の方が、巡回されているのを見かけた。

「だから、インターネット回答しろよ!」という《脅し》に利用するための、数々の失態(意図的?)なのかしらね、
というのは、穿ち過ぎ…だといいんだけど。

もちろん、顔を強ばらせて、資料のホルダーを胸にしっかり抱えて、高速で歩いてる方もいらして、
責任感の強い方なのかな?
そんなになさらなくても…
思わず、壁に張り付いてよけました。


ま、そのうち、個人情報はことごとく国家に管理されて、国勢調査なんてなくなるっていう展望なんですかね。


今回の国勢調査、史上最高に、「甚だ、不愉快!」でしたね。