やっぱり、個人情報の厳重管理なんて、全然徹底されてないよね?

 
NEWS で、国勢調査の Web 投稿のリーフレットの封筒が、
ID とパスワードが書いてある紙と一緒に、封がされないままで
かつ、外から容易に引き抜ける状態で配布されているケースが報じられていた。

わたしの所もそうだったから、
こんな無防備な状態で配布されてるので、
ログインしてから、正式のIDを発行するんだろうなと、
ITエンジニアとしては、善意で解釈してたけど、
すでに、世帯に割り当てられたIDと知って、呆れはてた。

すみませんが、IDを再発行していただきたいものです。

また「大変申し訳ない」と「今後は、周知徹底します」で、
責任者が頭を下げて、終わりなんだろうな。


日本の情報セキュリティには、信が置かないで下さい、と国内外に宣言したかったんでしょうか?
はい、少なくともわたしは、ITかどうかに関わらず、すでに信を置けなくなっておりますよ。

例え、集計をとるだけで、他には決して使いません、と書いてあったって、
情報がだだ漏れになってしまったら、誰に使われるかわからない。

国が使わないと誓ったって、盗んだ情報を使おうって奴らが、
良心的な目的に使うと思いますかね。

なのにまた、誰かが頭を下げてそれでおしまい?


情報流出で補償問題に発展したら、その補償金って、国のお金、
つまりわたしたちの税金から支払うんだよね?
馬鹿にされてるとしか、思えないんですけど、
わたしの言っていること、何か間違ってますか?


国民が反対してる、安保法案で危機管理云々を、述べる前に、
もっと基本的な国民個人の情報の危機管理をきちんとやって下さいよ。

問題の粒度が違うと言うんだろうけど、
こんな些細な粒の危機管理もできてないのにね。


こんな調子では、今回の国勢調査のセキュリティは、
まず最初の人為面で、「完全」な「失墜」でしたね。


個人情報の大切さが、お役人の皆さまの中に、
痛いほど強く刻みつけられますように。


そういえば先日、消費税10%の一部還付に関わる発言で、
閣僚のAさんが「マイナンバーカードを持たない人には還付しない」云々と。

このお方、以前にも、僅かな一時金を国民に配布したときも、
あなた一体何様?、な発言をしてたけど、
はぁ?国は、国民の消費情報を、\4,000で買い取ってやるから、
ありがたく受けとれってことですかね。

不愉快な発言の多い方ですね、全く!