ちょっと、春。

先月末から、最低気温がマイナス二桁だったまるるん地方。
ここ数日マイナス一桁になって、ちょっと一息。

神さまのところにご挨拶にいって、毎年この時期に気がつく、
陽が延びたせいもあって、実際には極寒期なんだけど、
小鳥たちの声が格段に明るく、賑やかになってる。

この週末には、隣接してる公園の入り口近くで、
おもいがけず、いつも気になってた小鳥を近くでながめられた。

屋根から落雪があるので、臨時に歩道上にコーンで立ち入り禁止のエリアができていて、そこで何か啄んでた。

まるるんの場合は、静かにちょっとずつ近づくだけ。
声には出さず「こんにちは~」と軽く念じるのが、お作法。
むこうが、「う?逃げようかな」という体制になったら、いったん止まる。
だるまさんが転んだ!、みたいかな。

また啄み始めたら、また距離を縮める。
斯くして、普通の人だったら逃げちゃう距離まで近づけます。
何せ視力が0.1ないのに裸眼で暮らしてるので、どれだけ近づけるかが、見えるかどうかの分かれ道。

前から気になってたのは、そのサイズ。
ふむ、やはり胴体(?)は、鶏卵位しかない。

ふむふむ、本物の鶯色っぽい全体色。折り畳まれてる翼のパターンも、心のカメラでパシャリ。
しかし、ちょこまか動くので、思った部分が見えなかったり。
当然、携帯のカメラなんて無理。

そのうち足音高く、ドカドカ歩いてくる輩がいて、バッと飛び立っちゃった。残念。
まあ、路上だから仕方ないか。

帰り道、大きい本屋さんに寄り道して、図鑑コーナーへ。
ざっとながめると、ムシクイの仲間のように思えるだけど、なんか違う気がする。
そしたら、「似ている」というワードにひかれて、捲ったページにいたのは、
キクイタダキくん。

お、このコかも?
その棚に並んだ図鑑全部あたってみたけど、色がまちまちなんだけどね。
でも、一番小さいサイズの鳥さんらしい。

肝心の、菊の花びら一片に見える頭頂はよく見えてなかったんだけど。

こんどまたあえたら、キクちゃんと声(勿論、心の中で)をかけてみよう。

本屋さん、今日も長居して、手ぶらで帰ってごめんなさい。
この前一階の森で、高いDVDを購入したので、それで許して~