中華屋さんで、昼食。

 

たまに前を通ることはあったが、時間が合わなくてもう何年も入っていない。

 

今日は本当に久しぶりに、ランチ時間に通りかかって、本日のメニューも好きなものだったので、引き戸をあけた。

ちょうど勘定を済ませて、満足そうなため息の男性が…出てくるので譲ってから中に入る。

店の造りはカウンター側を改装していたが、他は変わりなく、しかし、スタッフは代替わりしたようだ。

 

肉とピーマンの炒めもの(青椒肉絲?)、小皿のサラダと漬物、レンゲの添えられたスープがいかにも中華定食だ。

他に焼売と鳥唐揚げが一つずつサービスでついてきて、飯を少な目に頼んでよかった…ちょうどピタリときれいに平らげた。

 

代替わりはしても、味は変わっていないようだった。塩気や辛味は軽めで、むしろすらすらと喉を降りてゆく。

感動的な味ではないが、しみじみ満足する…引き戸ですれ違った人のため息に納得。

土曜とはいえ、昼時のせいかどんどん席は埋まっていき、スタッフが小上がりを使うように声をかける。

ゆっくりするのは気が引け、スープを飲み干し、勘定を済ませた。

 

店をでると、周辺の飲食店が殆んどなくなっているのに気づいた。