塞翁が馬…なのか。

 

今日、通りすがりに小耳にはさんだニュースだが…

昨年の晩秋、この冬はインフルエンザ罹患者数が多くなりそうだと予測されて、昨年の時点では既に例年の同時点の患者数を超えていたらしい。

が、今年に入ってからは未確認のコロナウィルス感染への警戒から、基本的なインフルエンザ対策が自主的に励行された結果、インフルエンザの新たな患者数は当初の予測が外れて、思いの外増えていないことがわかったとか…

 

インフルエンザ流行の点から見たら、塞翁が馬…かもしれない。

勿論最初の予測の告知から、予防接種をきちんと受けた人も多いだろう。

だが咳やくしゃみのエチケットも、今までは守らない人を白い目で見て口をつぐむだけだったが、マスクをするように注意を喚起しやすくなったこともある。

 

病原はコウモリか…という説も浮上しているらしい。確か、中国にはコウモリが集まる家は、豊かに栄えるという言い伝えがあったように記憶している。

鳥ほど移動距離はないので、コウモリ自体がウィルスを播き散らす範囲は狭い。

が、密閉した場所に集団で生活している動物なので、群れのなかでは簡単に感染、ウィルスも変異しやすいかも知れない。